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かき氷。

子供の頃に、曾祖母と過ごした夏休み。

「まきちゃ〜ん、氷食べようか?頼んできてよ」

玄関を飛び出し、道に出て床屋さんの角を右に曲がって、
本屋さんの隣にある喫茶店のようなお店へお使いへいく。

「すみませ〜ん、氷2つお願いしま〜す。ミルクとレモン」

出来上がった氷はお盆に乗せられ出前されてくる。

「おばあちゃんの家は凄いな〜、かき氷の出前ができるんだ〜」
と思っていたけど、つまり小さな町で何でもかんでも、わりと近所にあって、高齢者の家だったわけだし、氷の溶けない距離だったんだと思う。

レモンは曾祖母、ミルクは私。

曾祖母は小さな子供にはブラックジョークが効き過ぎているような人で、いつも少し怖かった。

縁側で、足をブラブラさせながら、曾祖母と食べるかき氷。

ちょっと怖い曾祖母が、実はとても優しい人なんじゃないかと、思えるひと時でもありました。
って、食べ物に釣られているようだけど、だって、ちびっ子ですから、そこは。

そのうち、かき氷を家で作るオモチャのような道具が発売されて、曾祖母の家でも、東京の家でも自分たちで作るようになったんだけど、やっぱり大きな刃で削りだされる氷のフワフワ感にはかなわない。

縁側で、ゴロゴロしながら山ばかりみていた。
友達もいない父の実家で、何もすることもなく、眺めた山を絵に描いたり、本を漫画を読んだり、大きな家中の箪笥の引き出し、いや、開けられるところを、離れの物置の中まで全部、開けてみたり。縫い物したり工作したり。
テレビは朝ご飯の時に、NHKの朝のドラマを曾祖母と仕事に出かける前の祖母と三人で観ていたぐらいの記憶しかない。

夏休みの記憶は、ひとりぼっちで遊んでいた、その頃の記憶ばかり強く残っている。

IMG_3738.jpg

ふわふわしたかき氷が食べたくて、近所のお団子屋さんへ。
かき氷らしい値段の、町のお団子屋さん。
なくならないといいなぁ。

わざわざ出向いてくれた、友達とぶらぶらと、お散歩。
また、汗だくになったので、今度はたい焼き屋でかき氷。

おなか、冷えるね。
今日なら、大丈夫だよ。

あれ、どうなった?
どうにもなってないよ。

そう。

何でもない時間を、ぶらぶらと。


夏休みを思い出しながら歩いた。

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Comment

たらこ | URL | 2012.07.27 00:14
私は親父にカキ氷を作ってもらった。

その時の情景が浮かんだ。

ありがとうございます。
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俳優・渡辺真起子

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